弁護士紹介
皆さんが期せずして抱えているトラブル、悩みごとを一緒に解決する。
解決した後、皆さんの顔が自然と笑顔になり、「よかった。」という言葉が口をつく。「頼りになるね。」と言ってもらえる。そういう弁護士になりたいと思っています。
不動産の事件、遺産相続のもめ事、男女・夫婦間のトラブル、これらはそのトラブルの根底に人間関係・人間模様が入り組んでいます。本当の意味で問題を解決していく、その過程に寄り添い、頼りになる弁護士になりたい、と思っています。
顧問契約を締結していただいている先の企業法務としてリーガルチェックが最も重要だと思っています。これは何も契約書の確認や見直しだけのことを言っているわけではありません。
すべてのトラブルの予防・防止です。経営戦略のみならず、企業の業務遂行、人事考課・労務管理などあらゆる面で、事前のチェックをかけておくことが、その後の展開を左右します。
企業を守る存在であり、経営者の相談相手となる。そういう弁護士になりたい、と思っています。
中学生のころテレビで三国志の人形劇を見ました。登場人物である諸葛孔明に憧れました。知略に満ちている一方で、忠節である。依頼者からみた弁護士像として、そのように評価されたい、です。
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弁護士
久山竜治(くやまりゅうじ) -
略歴
岡山県出身
東京大学法学部 卒業1999年:弁護士登録(第51期)
2020年:久竜法律事務所 開設外部委員・役員
埼玉県男女共同参画苦情処理委員・専門員:2000年4月~2014年3月
埼玉県開発審査会委員:2019年4月~2022年8月
さいたま家庭裁判所家事調停委員:2013年~
農業団体の員外監事:2014年6月~2020年5月
三年目を迎えての所感(2022年5月更新)
早いもので3年目を迎えました。令和の元号とほぼ同時のスタートでした。どうなることやら、「ケ・セラセラ」を地で行く出発でしたが、本当に皆様のご厚情を肌身で感じる2年間となりました。
これまでの顧問先の皆様に加え、新たに顧問契約を締結していただいた多数の皆様方のお陰で、緊張を伴いながらも充実した起点とすることができました。本当に感謝しております。ありがとうございました。
1. 信頼関係について
ところで、事務所開設当時の話になりますが、驚くほどたくさんの胡蝶蘭をいただきました。カポックの木も数本、頂戴しました。事務所の中が花屋さんの店頭にも負けませんでした。
草花に興味・関心がありますとは到底言えない私でしたが、時間の合間を縫って、ネットで調べ、花屋さんに聞くなどして、水のやり方・手入れの仕方を学び、お世話をさせていただきました。
拙いながらも研究の成果として、胡蝶蘭は翌年も花をつける、カポックの木は接木もできる、ということが分かり、まずは、2年前のGWを迎えるころであったと記憶していますが、3株、5株と纏まっている贈答用の胡蝶蘭の大きな鉢を解体して、1株ごとに小型の鉢に取り分けました。
花を失ってはいるけれども力強い生命力を感じる緑色の株をせっせとお世話しました。1株ごとに鉢分けしたため、大量の鉢が事務所のかなりのスペースを占領することとなりました。
このとき特に思ったのは、素人の私がお世話しても胡蝶蘭といういかにも特別な「花」が本当に再び咲くのだろうかということです。この真っ当な疑念が心をよぎることは多々ありました。
でも、きれいな緑の植物が事務所内に存在しているというだけで心が洗われ、心の安らぎになりました。多くを求めず、今あるがままを受け入れる。そういう気持ちでせっせとお世話を続けました。
すると、翌年、大半の株が再び、立派な花をつけてくれました。生命の素晴らしさに合掌。
私のうれしさはこの上なく、また、その花を見るにつけ、心が落ち着きました。もちろん、花をつけなかった株もありました。正直なところ、花をつけた株と比べると「なんで?」となりました。
ただ、あるがままを受け入れる。何を過剰な期待をしているのか。自分に言い聞かせる。そうすると、気にならなくなりました。だって、その株は緑の存在を私に与えてくれているからです。私は続けてせっせとお世話をしました。
すると、その株も2年後の今年、やはり立派な花をつけてくれたのです。この嬉しさと言ったら、なんと言えばいいでしょう。
言葉を商売道具の一つにしている私としては、的確に言い表す言葉を持っていてもよさそうですが、なかなかそうもいきません。ただ、今この瞬間も、その胡蝶蘭を眺めながら、この文章を推敲しております。
依頼者の皆様からどのような信頼を寄せていただくか、弁護士業はそれに尽きます。私はそう思っております。今、お互いに求めているものが一致しなかったとしても、この状況において可能な限りの法的アドバイスを行い、常に最善と思われる選択肢を提供する。それをどう選択するかは依頼者の皆様の判断です。
どれを選ぶにしても、その後の最善を求めて、やはりアドバイスを続けます。それを繰り返す。依頼者の皆様が満足するまで。私が歴史上、最も尊敬する、そして目標としている諸葛亮孔明がもっとも実践してきた内容であると理解しているわけです。
そして、このような対応こそが、依頼者の皆様の信頼を得ることにつながることであり、また、それしかないものという思いを私は馳せている訳なのです。皆様から頂戴した胡蝶蘭の鉢をお世話させていただいた所感です。
さて、久竜法律事務所の朝は早いです。午前7時過ぎには玄関解錠です。そして、係の人が真っ先に胡蝶蘭とカポックの木に向かい、そのお世話をするというのが、朝一番の日課です。担当者の意向ですが、今年の目標は、カポックの接木です、という事のようです。
2. チームとしての取り扱い事件について
この2年間、本当にたくさんの事件の依頼を頂戴しました。感謝の他ありません。
ただ、弁護士業を20年以上続けて感じる正直な感想を申し上げます。一人の弁護士だけで対処できる分野が極めて少なくなった、と感じます。「何でもできます。」は「何もできません。」と同じこと。とても厳しい言い方かもしれません。
でも、依頼者は、一生に一度の問題を抱えるからこそ、法律事務所の門をくぐる決意をします。一緒にその問題を解決するなら、そのパートナーになるなら、最高のアドバイスが出来なければなりません。
でも、一人の弁護士だけだと出来ないことも、チームを組めば対応可能となります。想像以上の成果を上げることができます。
私は、依頼者の皆様に対して、ご依頼のケースによって、最善の法律の専門家あるいは法律家ではないけれどもベストな協力者によってチームを編成してご対応できる準備がある、というのが「自慢」なのです。
では、具体的に事件の類型ごとのご報告をさせていただきます。
A. 刑事事件について
久竜法律事務所は、正直申し上げて刑事事件の専門事務所ではありませんが、なぜかネットで久竜法律事務所を検索するとあたかも「刑事事件」の専門のように見えてしまいます。繰り返しますが、専門ではありません。
しかし、当事務所開設当時から標榜している「最高のチーム」作りを実践している成果として、ご依頼のケースに応じて、私の経験上、最善といえる結果を得られていることは、私が胸を張って申し上げることのできる「自慢」です。
実際のところは、本当に驚くことなのですが、刑事事件の受任が途切れることはありませんでした。それにプラスして申し上げると、そのいずれもチームの成果として、とても上々な結果を得ているとご報告しておきます。
B. 家事事件について
当事務所が扱う家事事件は、とても多いです。ひょっとしたら、家事事件、なかでも遺産分割、遺留分に関する事件を専門に受任しているのが当事務所なのではないか、と感じるほどです。
(さいたま家庭裁判所の家事調停委員を拝命している関係があるのかもしれませんが)遺産分割、遺留分、離婚等の事件に関与するという意味で申し上げると、おそらく最も少ないときであっても手持ち案件が二桁を下ることはありません。
ただ、案件の数が多いとはいっても、全く同じ事件はあり得ません。形式的に言えば、当事者が異なるだけであっても、その事情は天と地ほど違ってきます。
さて、驚くようなケースのご依頼もつい最近ですが、ありました。現在進行形であるため詳しくは申し上げられないのが残念ですが、ちょっとだけご紹介します。
こんな私も勉強はしておるわけです。そのような私が少し前に法律の雑誌で新聞紙上を大いに賑わした最高裁の家事事件を読みました。こんな事案もあるのかと感心しながら記憶の端にとどめていた事件がありました。
今回、それとまさに同じケースのご依頼をお受けすることになったのです。そして、私に求められている結果は最高裁とは真逆の結論です。
私は、悩んだ末、基本に戻ることにしました。当事務所の理念である最高の「チーム」を作ればよいのです。家事事件のエキスパートとチーム編成をし、今、まさに対応中、というわけです。
C. 民事事件について
この報告は、事務所法人化の後のお楽しみ、とさせていただけると幸いです。
3. 今、私自身に課していること
限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮する。これこそがプロフェッショナルの神髄だと思っております。趣味とは違いますから、好きなこと、得意なことをやりたいときだけ、やりたいようにやっているというわけにはいきません。
皆様からのご依頼の連絡があってこその弁護士業務ですから、私がどのように毎日の予定を入れているかということにはお構いなしに、そのご連絡をいただけるというのが、皆様からの信頼を得ていることの証になるわけです。
年齢を重ねるにつれて、若さを失う代わりに、若さでは決して対応できない経験値が身についていると私は考えます。私はいつも、予想外のご依頼をこなすことのできる余裕を確保するように努めています。
念のために申し上げますと、「私、暇です」という言い訳では決してありません。必ず、余裕を残すように努力しているという意味と理解してください。ブレーキでいう「あそび」なのかもしれません。
しかし、そのような「余裕」を確保するために求められるのは効率です。同じことを同じ結果として処理することができるとすれば、そのために要する時間は短ければ短いほどいいわけです。依頼者にとっても、弁護士にとっても、です。
私は弁護士になって20年を超える期間を経験値として取得しましたが、それ以前の大学受験の時代、大学生活の時代を通してみても、効率化の究極の完成形は「マルチタスクの把握」と「隙間時間の効用」に尽きると実感しております。
この二つを意識するだけでも、業務の効率化はかなりアップします。2倍?それ以上の効用が得られるはずであると確信しております。また、次の機会に詳しくお話ししたいと思っております。
以上
事務所紹介
相談室は依頼者のためのスペースです。落ち着いた空間をつくることにしました。重厚なイメージの対極を選びました。相談しやすい雰囲気のためです。
ローパーテーション、明るい色の椅子、透明なガラスのテーブル、絵画、観葉植物など、法律事務所のイメージとは結び付かないかもしれませんが、緊張することなく、なんでも話しやすい環境を目指しています。
事務所概要
事務所名 | 久竜法律事務所(くりゅうほうりつじむしょ) |
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所属弁護士 | 久山竜治(くやまりゅうじ) |
住所 | 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂4-3-1 高砂サニーコーポ305号 |
電話番号 | 048-711-4163 |
FAX番号 | 048-711-4260 |
アクセスマップ
【最寄り駅】
JR浦和駅(宇都宮線・高崎線、湘南新宿ライン、京浜東北線):徒歩15分
JR中浦和駅(埼京線):徒歩15分
JR浦和駅から事務所への道順
JR浦和駅の西口を出て、交番の前を通って県道34号を西に進んでください。道なりに歩いていきますと「浦和駅西口」の交差点で国道463号に合流しますのでそのまま直進してください。
「県庁前(東)」の交差点を進行方向に渡りますと埼玉県庁の入り口に出ますので、県庁の敷地に沿って斜め左方向に進んでください(進行方向の左側に検察庁の建物と裁判所の建物が目に入ります。)。
そちらにちらりと目をくれながら、道なりに進んでいきますと「県庁前」の交差点(真正面には埼玉弁護士会の相談センターがあります。)にぶつかりますので、そのまま進行方向に渡ってください。
10メートルほど進んだ先の右手側に、当事務所の入った建物(交差点から数えると2棟目のビル)のエントランスがあります。エレベーターまたは階段にて3階の事務所までお越しください。